映画『ジョゼと虎と魚たち』
昨日、下高井戸シネマで見てきました。田辺聖子原作です。原作は未読ですが、映画は“ブラボー”でした。心の柔軟体操をさせてもらったというか、関西弁に包まれて気持ちをほぐしてもらったというか。けど、若い見物人が多かったなぁ。サガンの小説のタイトル『悲しみよこんにちは』を思い出したりもしました。
ジョゼと虎と魚たち
田辺聖子さんのご本といえば、警句集(?)『苦味を少々』を読みました。「ホーム・ビター・ホーム」という言葉が書かれてあったような。「ビター・スウィート・サンバ」は好きな曲です♪本棚からあふれた本は時々整理するので今手元にはありません。テレビドラマ化された『九時まで待って』は、気に入ったので感想文を書いたら、朝日新聞の「はがき通信」に掲載されましたっけ。蜜子役は田中裕子さんでした。「私には肩の力が抜けていくような妙薬になった」と結んであります。タイトルは担当者の手になるもので「不思議な世界に酔った」となってます。酔う・・・ええ、お酒は大好きです。かれこれ15年前のことです。
そうそう、以前手に入れて本棚に置いてあった、時実新子さんの川柳をおさめた『有夫恋』の解説も書いておられます。買ったときは、あまりにも生々しくて、恐いようで未読の句集でした。今読むと、少しは分かるんだなぁ、これが。いい年ごろになったかも。あ、短歌もこしらえなくっちゃ。
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コメント
またまた、こんばんは。
今日はこの本を探して、
図書館に行ったり、
本屋へ行ったり、
booku offへ行ったり、
結局、どこにもありませんでした。
しょうがないので、図書館に予約入れました。
なんか、中年の恋愛小説なんですか?
ある人も紹介していたので読む気になりました。
それにタイトルがかっこいい。
投稿: face | 2004年6月22日 (火曜日) 午後 09時32分
もう一度、こんばんは、faceさん。
残念でした。若者の恋愛小説です。
読み終わられたら、感想を聞かせてください。
投稿: melas | 2004年6月22日 (火曜日) 午後 11時55分