真珠の耳飾の少女
昨日、下高井戸シネマでイギリス映画を見ました。トイレにある非常用ボタンの横に、ドラえもんの切抜きが貼ってありましたよ。今まで気づかなかったらしい・・・。
映画のタイトルである『真珠の耳飾の少女』は、絵画全般にうとい私でも知っているくらい有名な、17世紀のオランダの画家、フェルメールの絵のタイトルです。またの名を『青いターバンの少女』。真珠という宝石の持つ静かな輝きも、ラピスラズリを原料とする青の美しさもさることながら、カメラの前身であるカメラ・オブスクラが登場していることに興味をそそられました。また、ひとあしさきに映画を観ましたの☆原作について、を読むと、この作品のモデルについては謎のままだということが分かります。
ヒロイン、グリートの、不思議なまなざしと、やわらかそうな唇からもれる息遣いが印象的な、なんとも静かな美しさをたたえた、魅力的な映画でした。
なお、HPにある「Spenserさんのアルバム」、オランダ巡り1、2に、フェルメールが誕生した場所であり、この映画の舞台となったデルフトの画像が納められています。
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コメント
melasさん こんにちは。
私もこの映画見ました。Scarlett Johanssonの美しいこと!
絵ってやはり、それなりのドラマが秘められているものなのでしょうか。興味深い映画でした。melasさんの短歌にもドラマを感じて共感したりしています。
投稿: きんぎょ | 2004年9月 8日 (水曜日) 午後 09時29分
おっと、きんぎょさん、ここでは初めまして、こんばんは。
いやいや、同じ映画をご覧になっていたなんてうれしいかぎりです。
フジテレビの社外モニター時代を思い出しますね。
さてと、画家とモデル、静物、風景等との関係には事情がありそうです。思い入れとかいったようなものが。フェルメールの場合、小説に、そして映画にまでなったというのは、ただならない雰囲気を、見る人に感じさせてしまう作品だったから、なのか。で、短歌ですか。むずかしいです、「かんたん短歌」は。精進してみます。
投稿: melas | 2004年9月 8日 (水曜日) 午後 10時25分