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2005年2月

2005年2月25日 (金曜日)

『笑の大学』

笑の大学を、先週の土曜日に、下高井戸シネマで楽しみました。時は昭和15年。場所は東京・浅草。警視庁、保安課、検閲係による検閲の行われる検閲室と、劇場街が主な舞台となっています。主役は、検閲官と劇作家です。

今回映画化された三谷幸喜原作・脚本のこの作品は、ずっと以前にラジオドラマ化されました。録音してあります。役所広司さんが演じている役を三宅裕司さんが。稲垣吾郎君の役を坂東八十助さんが声のみで演じてました。私的には、役所、稲垣コンビの方が、映画とラジオを比べるのもなんですが、面白かったですかね。舞台化もされたようです。でまあ、「笑の大学」という劇団の座付作家、椿一(つばき・はじめ)の脚本は、検閲官に直しを命じられるたびに、話がどんどんふくらんで面白くなっていくわけです。ご覧になっていない方々も、ビデオかDVDででも、是非ふれてみてください。面白いですよ。

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2005年2月21日 (月曜日)

トーク&サイン会

昨日、枡野浩一さん&河井克夫さんのトーク&サイン会に参加してきました。めでたくお二人からサインをいただけましたし、伊勢谷小枝子さん、松陽さん、本多響乃さん、落合葉さん、佐々木あららさんにもお目にかかれました。楽しい一日でした。

トーク&サイン会1|2|3

SADEUでのお茶田舎しるこセット



追記(2005/02/23)

えー、まずは、枡野氏と河井氏とのコンビの名前である(松尾スズキ氏による命名だそうです)、金紙&銀紙。いい得て妙だと実感しました。マイクを通した声の質や表情が、見た目はそっくりなのに微妙に違うのです。かすかにきんきんしてる金紙さん(風邪のなごりは軽い咳だけで大丈夫そうでした)をおおらかに受けとめる、いぶし(お若いですけど)銀紙さん(お二人には失礼申し上げます)。その、銀紙さんこと河井克夫氏と『日本の実話』とが、本を読んだ限りでは、登場人物たちが河井氏にとって他者だと分かってはいても違和感のある私です。

そういえば、作品から想像する作者のイメージが、実際に会ってみると往々にして裏切られる、といったような内容の話を枡野氏がしておられました。芥川賞作家の阿部和重氏のことです。『かなしーおもちゃ』の歌人のみなさんに、伊勢谷さん以外の方々には今回初めてお会いしてみて、納得したようなしないような不思議な感慨があったのも事実です。そのあたりは、ミステリーですよ。

そうそう、通路の一角にある会場の後ろを足早に通り過ぎる人々の中に、山田太一氏の姿を発見しました。トークショーを凝視しながら、紀伊国屋方面へと立ち去られました。

響乃さんは、河井氏の手の美しさに着目しておられました。
画像を見てみると、枡野氏の手も美しいです。
ものを書く人たちはみな手が美しいのでしょうか。
私の手はごっつい......肉体労働者向きか......じっと手を見る。

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2005年2月16日 (水曜日)

続ゴタン・プロジェクト

Magi2003年8月号のインタビュー記事に、ゴタン・プロジェクトのメンバーが登場しています。一部、転載させていただきますと、「映画と同じですね、時にはストーリーを変える事だってあります。音響効果 や新しいテクノロジーを使って、トラディショナルな音楽をもっと時代に適ったものにするんです。アコースティック・ミュージックがリアリスティックなものだとしたら、エレクトロニックはとても抽象的なものですね。そんなわけで、タンゴに抽象的な要素を取り入れようとしたのがこのプロジェクトです」、だそうです。CD、買おうかなぁ。

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2005年2月14日 (月曜日)

ゴタン・プロジェクト

Audio-Visual Trivia for Movie & Music
サリーが3人の男とロフトで踊る The Tango Lessonへトラックバックします

耳に残るは君の歌声にトラックバックをいただきました。私、『タンゴ・レッスン』という映画を観て、タンゴダンスを始めたようなものです。そして、ビデオで繰り返し、脚の動きを観察しました。音楽としては、お気に入りのタンゴCDベストスリーで、何度も聴いたCDを紹介させていただきました。

で、映画そのものから外れますが、『タンゴ・レッスン』の舞台にもなったパリにちなんで、Gotan Projectというフランスのグループをご紹介してみます。試聴できますので、一度、是非。公式サイトも見つけました。GOTANPROJECT.COMアコースティックでないタンゴ音楽も悪くありません。

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2005年2月13日 (日曜日)

MONSTER

モンスターを観てきました。映画館は、例によって下高井戸シネマです。実在のアイリーン・ウォーノスを演じるために、体重を13キロふやし、歯型をはめ、さらに念入りなメイクでもって本人になりきったという主演女優、シャリーズ・セロンが14もの演技賞を獲得した映画です。

ロバート・デニーロは、役作りのために体重を増やしたり減らしたりするとテレビのインタビューで語っていましたが、女優さんでは珍しいのではないでしょうか。なぜ、そこまでするのか。上記公式サイトのCAST & STAFF を読み進むにつれ、なるほどと納得しました。彼女もまた、アイリーンとまったく同じではないにしても、つらい体験をした女性の一人でした。

女性は強く賢明であらねば、なんて思いながら、バレンタインデーのチョコレートをいくつか買い、発送した私でした。

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2005年2月 8日 (火曜日)

布勢博一氏

数か月の間、布勢博一氏のシナリオ講座の生徒として、パート先を出たあと新宿のカルチャーセンターに通っていたのは、もう10年以上前のことです。その後、六本木にある脚本家連盟で、添削指導を受けていたころ参加した勉強会のような集いでも、お目にかかったことがありました。しかし、現役の放送作家が、一生徒のことなんか記憶にないだろうと思ったら、やっぱりそうでした。そのことを、丁寧に詫びていただいて恐縮しながらも、うれしく手紙を拝読しました。『かなしーおもちゃ』を贈ったことへの返信です。拙作も読んでいただけたようで、「短歌を始められて十ヵ月との事ですが、良い出来だと思いました。いずれにしても、見た事や自分の思いを文字に表す事は素晴らしい事だと思います」と書かれてありました。

数年前にシナリオ講座は廃止され、現在はテレビドラマでなく、映画や舞台劇などを書いておられるそうです。夢追いかけての「スタッフ」のところに略歴が、銃口は、12月に再演されるようです。できれば観にいって、かつての師匠が台詞にこめた熱い思いを感じてみたいものです。

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