今読む梶井基次郎
梶井基次郎『檸檬』は、教科書で読んだ短編小説でした。今、再び、他の短編も収められた本をブックオフで手に入れ、夜な夜な読んでます。新潮文庫が2冊、1冊は角川文庫です。新潮社のHPにある読みものにて読むこともできます。
今週は、京都へ行く予定があるので、氏が檸檬を買った八百卯にも、是非、立ち寄りたいものです。馴染みだった近所の八百屋さんが閉店したもので複雑な心境ではあります。今日付けの「暗室」に画像があります。
梶井基次郎『檸檬』は、教科書で読んだ短編小説でした。今、再び、他の短編も収められた本をブックオフで手に入れ、夜な夜な読んでます。新潮文庫が2冊、1冊は角川文庫です。新潮社のHPにある読みものにて読むこともできます。
今週は、京都へ行く予定があるので、氏が檸檬を買った八百卯にも、是非、立ち寄りたいものです。馴染みだった近所の八百屋さんが閉店したもので複雑な心境ではあります。今日付けの「暗室」に画像があります。
小池光氏による『街角の事物たち』は、とっくの昔に読了したのに、感想を書いていませんでした。象の足の... ...に書いたっきりでした。ともかく、どちらさまも、是非お読みいただければと思うほどに面白い本です。もちろん、歌人でいらっしゃいますから、短歌論など、私には難解なところもありました。それでも読み進んでしまえるほどの本です。あ、ちっとも感想文になってませんね。
そうそう、過去に出会った物理の先生お二方に抱いていた忌まわしい(?)思いは綺麗に払拭されました。小池氏のような先生も実在することを知りましたから。それから、勝手にリンクさせていただいている「世界を揺るがした十日間」の面白いこと。生きる力が湧いてきます。ということはたぶん、筆者ご本人は、相当なエネルギーを費やしておられるに違いありません。
「暗室」でもお願いしましたが、melasのHPの「お知らせ」が更新されると、HP表紙に表示される設定にしました。緑色の★印の下です。よろしくお願いします。次回は......忘れられたころになるかも。なにぶん、一眼レフよりデジカメ、HPよりBlogといった日々です。散文より韻文、なんてことにはなりそうもなく。
短歌は約31文字。タンゴは約3分間。どちらも、自然に始まるのでなく、人の意志でもって、白紙に鉛筆を走らせたり、ダンスシューズで一歩を踏み出したりします。そして、いつまでも続けるわけにはいかないので、意図して終わらせます。全体を見ながら、最高だと思う語尾を記したり、音楽の終わりを予測して最後のポーズを決めたり。
だがしかし、人生そのものは人の思いとうらはらです。なにしろ、物心ついてみれば自分は生きていて、ともかく、いろいろと経験しなきゃなりません。終盤に入ると、自分のいなくなった世界を想像しつつ、去りようを考えます。もちろん、そんなことを思う間もなく、ある日突然、命の灯が消えたり、不治の病を得たりもします。
どうにもならないことはならないのだから、やれることをやりながら、できれば楽しみたいものです。なんていいながら、風の強い日に薔薇を撮るのに、思わず指で固定してしまいました。左の方が自然で素敵ですね。いけないいけない。
えー、私、細々とタンゴ・ダンスのレッスンを続けております。ご興味の無い向きには、ご覧になることなどないであろう動画が、web上で、しかも無料で見られますので、ご紹介させてください。シンゴ&アスカ、美影&有彩によるダンスのハイライトです(有彩のタンゴな生活 その45もご覧あれ)。
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HP「アルバム植物編」の薬用植物園3頁にアップした花の名前が分かりました。ま、このあいだ高尾山に登ったとき(BBS「暗室」に携帯画像あり)、シャガのことをコスモスと呼んだ男性のように、綺麗だと思う気持ちの方が、名前を調べることより大切かもしれません。でも、やっぱり気になるんですよ。生物の時間でもないのに。そう、高尾山は、俳人や歌人も登った山らしいです。石碑があるなあ、と思いつつ、いっこくらい読んだような記憶しかありません。北原白秋の歌碑があるらしい仏舎利塔付近も散策したんですけど、うかつでした。
我が精進こもる高尾は夏雲の下谷うずみ波となづさふ 北原白秋
高尾山の文学散歩より
「なづさふ」というのは、(動ハ四)水に浸る。なれ親しむ。 だそうです。KY’s Homepage の「古文学習」→「古語辞典」にて調べさせてもらいました。なんとなくわかったようなわからないような。同じところに佇んでも、詩心を持った人は歌なんか詠むんですね。それでいて、古語で詠まれていると、私のような古語アレルギーの人間は、とてつもなく遠い思いに思えてしまうのです。つらい。お土産の蕗味噌は苦みばしっていて美味です。
象の足の屑筐といふものあり 象の足きられ四つのくづかご 小池 光
(歌集『草の庭』、『現代短歌百人二十首』邑書林、より)
「アルバムSH編」1頁3.の物入れのことですよね。これって、屑かごだったのですね。まさか、短歌を読んでいて見つかるとは思ってもみませんでした。うーん。屑の内容まで明らかになったわけじゃありませんけど。なので、『街角の事物たち』というエッセイ集をネットで注文しました。さらに、氏のBLOG世界を揺るがした十日間も発見しましたので、右の短歌関連リストに追加させていただきました。なんだか面白いです。
口紅は肌それぞれの赤になる 素顔のままで読まれたい本
*前半の575は、枡野師の改作案そのままです。いただいちゃってよいのでしょうか。もう少し考えます(2005/05/10)。
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ルージュなら人それぞれの赤になる その法則で読まれる本よ(秋野道子)
*忘れないようにメモっておきましょう。
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