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2005年6月

2005年6月29日 (水曜日)

日記2

haehae
▼6月24日(金)ハエマンサス全開。花火みたいだ。
娘が縫いかけていたスカートを仕上げるついでに、母からもらった布地で2枚スカートを縫う。ターコイズブルーの無地の木綿と、全体としては赤い柄物の綿と麻である。いずれも、ウェストにゴムを通したスタイル。肩がバリバリ。でも、娘用に作った共布のブローチは可愛い。柄の方の1枚は妹に送ろう。「おはぐろとんぼ」にアップしてみる(06/29)。
▼6月25日(土)久方ぶりに豚の角煮の大量生産。これがまた、あっという間に無くなるんだ。なので半分は冷凍にする。
午後3時からの桐野夏生サイン会のため府中の啓文堂書店へ。サイン用のメモを見て、「珍しいお名前ですね」と言われる。握手しながら桐野氏のオーラを浴びて暑さを忘れる。
▼6月26日(日)芦屋の高校時代の級友が突然来宅。選挙がらみの訪問である。汗をふきふき、熱い演説をする人たちにも、応援する人たちにも、お疲れさま。
▼6月28日(火)桐野夏生『魂萌え!』毎日新聞社、読了。読後感、爽やかなり。『OUT』講談社、も読まなきゃ。
▼6月29日(水)というわけで、本日、上下巻を購入。

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2005年6月26日 (日曜日)

魂萌え!

昨日、府中にある啓文堂書店へ、桐野夏生さんの最新作『魂萌え(たまもえ)!』にサインをいただくべく行ってまいりました。桐野さんの作品といえば、『OUT』のテレビドラマ化されたものを観ただけです。そのドラマが、あまりにもリアルで、救いが無くて、後味がよろしくなかったので、原作を読む勇気が出ないまま今日に至ります。つまり、今回、初めて、活字としての桐野ワールドに潜入するわけです。とはいうものの、描かれているらしい中高年は、まさに同年代ですよ。どきどき。050625_1508001


写真撮影はご遠慮ねがいます
とアナウンスされてましたが、ちょっとだけ。
美しくも凛々しいたたずまいでした。

HPWORKSに、作品についてのご自身のコメント
があります。BUBBLE SNAKEも興味深いです。

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2005年6月22日 (水曜日)

日記

kozara
▼6月17日 金曜日 千歳烏山にあるDHOK BUA(ドークブア)という、蓮の花の意らしい名前の、アジア雑貨の店にて和小皿5枚購入。 直径約12センチ。
▼6月19日 日曜日 世田谷文学館にて、「韓国の詩・情の文学」と題されたイベントに出くわす。韓国の詩人による朗読を聴く。 日本語版は左時枝さんによる。 同日夜 BS2 8時からの番組で、油絵に挑戦する左さんを拝見。 チューリップの花芯を表現するのに、絵の具に何をまぜるか試行錯誤する、妥協を許さない姿勢に脱帽。おがくず、土、ついにコーヒー豆のひいたのに落ち着いた。
▼6月20日 月曜日 6月30日からの京都行きを取り止めたので、朝日カルチャーセンターの公開講座「短歌をつくってみる」に申し込んでみる。講師は穂村弘さん。朝カルの会員証は10年前のものなので一般参加することに。
▼6月21日 火曜日 ネットで取り寄せた塚本邦雄さんの歌集3冊すべてが揃う。分からないながらに読み始める。

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2005年6月19日 (日曜日)

筧の話

そういえば、筧(かけい)なんとかっていう役者さんがおられます。筧について調べてみました。水琴窟とその仕掛けの「水琴窟の断面図」にあります。水を運ぶ竹筒のことらしいです。そうなってくると、鹿おどしとも関係ありますね。ししおどしのページ

さて、梶井基次郎の短篇集『檸檬』を読了しました。「檸檬」以外では、「筧の話」が心に残りました。梶井氏は、水琴窟の音でなく、鹿おどしの音でもない、筧の中を流れる水音について語っておられるようです。筧の話

6月の京都では、宿のそばにある高野川の川音や、疏水のせせらぎを聴きました。東京にいると、車の流れる音と、電車の通過音がBGMですから、なんだかどきどきしました。水の流れる音といえば、台所、洗面所、お風呂場、それから水洗トイレの音なら毎日聴いてますけどね。次回は、筧の中の水音、水琴窟の音を訪ねようかしらん。

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2005年6月14日 (火曜日)

オペラ座の怪人

マーマレードを作った先週の土曜日、例によって例の如く下高井戸シネマにて、『オペラ座の怪人』を観ました。バレエダンサーにして、オペラも演じられる才能に恵まれたヒロインの歌声のチャーミングだったこと。金管というより木管の響きを思わせる温かい声質でした。容姿もまた、この上なく美しく、柔らかそうで。天は、1人の女性に、2物も3物も与えてしまったんですよ。そして、ヒロインを演じる女優さんの、天性かと思われる演技力。恐るべし10代。

一方、怪人と呼ばれた男性は、瑕疵のある肉体的条件を見世物にされていたところを救われ、それからずっとオペラ座の地下牢にかくまわれていたそうです。地下水路にあるその場所にはピアノがありました。たぶん、作詞、作曲、歌唱、演技、脚本、プロデュース、といったオペラにかかわるすべての能力を持つ天才だったのでしょう。そして、恋をして。舞台を見ていないのでなんともいえませんけれど、この怪人役の俳優さんは適役だと思いました。ギラギラと暗く暗く輝いていて素敵でしたから。マントさばき(?)なんて、鳥肌がたつほど見事でした。

オペラ... ...。ちゃんとした「。」です。小さいフォントでも、虫眼鏡で拡大すると、なんとなく繋がった、角のある環形になってます。バリとパリを混同して読んでいたのは私だけらしいです。失礼いたしました)

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2005年6月13日 (月曜日)

マーマレード

marmalade
生まれて初めてマーマレードを作りました。先だって夏みかんをいただいたときに、口頭で教わった方法です。

・2個の夏みかんの皮を剥いてジュースを絞る。
・1個分の皮を、さっと湯がいてから水を切り、薄くスライスする。
・皮とジュースと適量の砂糖を鍋に入れ、煮る。
・少し汁気の残ったところで火を止める。
・ガラス瓶に入れて蓋をする。

で、長期保存するために、甘夏マ-マレードの作り方の完璧な方法を実行しました。自分でいうのもなんですが、けっこういい出来栄えです。挑戦してみてよかったよかった。

あ、BBS暗室(近々改名予定)に、初めて作ったブラマンジェの画像があります。

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2005年6月 6日 (月曜日)

京都便り

HPの「気まぐれエッセイ」に●京都便りをアップしました。今回、デジカメを持っていったので、ついつい写真を撮りすぎました。カメラを持つと、なんでもかんでも写したくなるのが難です。まだまだ残っている画像たちは、またの機会にでも。

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2005年6月 4日 (土曜日)

「八百卯」の店先より

1泊2日の旅を終え、昨晩、京都より戻って参りました。梶井基次郎が檸檬を買ったという「八百卯」のショーウィンドーから、当時、下宿しておられた「かぎ屋」あたりにある「ampm」を眺めました。只今、鋭意、画像を編集中です。「八百卯」から見た「かぎ屋」跡
●編集し終わりました。
八百卯その1
八百卯その2

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