オペラ座の怪人
マーマレードを作った先週の土曜日、例によって例の如く下高井戸シネマにて、『オペラ座の怪人』を観ました。バレエダンサーにして、オペラも演じられる才能に恵まれたヒロインの歌声のチャーミングだったこと。金管というより木管の響きを思わせる温かい声質でした。容姿もまた、この上なく美しく、柔らかそうで。天は、1人の女性に、2物も3物も与えてしまったんですよ。そして、ヒロインを演じる女優さんの、天性かと思われる演技力。恐るべし10代。
一方、怪人と呼ばれた男性は、瑕疵のある肉体的条件を見世物にされていたところを救われ、それからずっとオペラ座の地下牢にかくまわれていたそうです。地下水路にあるその場所にはピアノがありました。たぶん、作詞、作曲、歌唱、演技、脚本、プロデュース、といったオペラにかかわるすべての能力を持つ天才だったのでしょう。そして、恋をして。舞台を見ていないのでなんともいえませんけれど、この怪人役の俳優さんは適役だと思いました。ギラギラと暗く暗く輝いていて素敵でしたから。マントさばき(?)なんて、鳥肌がたつほど見事でした。
(オペラ... ...。ちゃんとした「。」です。小さいフォントでも、虫眼鏡で拡大すると、なんとなく繋がった、角のある環形になってます。バリとパリを混同して読んでいたのは私だけらしいです。失礼いたしました)
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