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2005年7月

2005年7月25日 (月曜日)

チャイナハウス その2

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そうそう、レジのそばにお酒が3種類置いてあって、ちらちら眺めていたら、お弟子さんから説明がありました。
・朝鮮人参、スッポンの甲羅、クコの実、ナツメの実、等々。
・なんとかいう竹にしかできないカビのようなもの。
・なんとかいう山にしかいないアリ。
これらのものが、日本の焼酎のようなお酒(茶っぽい色でした。しょうこう酒のような)に漬け込んでありました。

3号店(笹塚)
03-3373-0603
平日11:30-14:00 17:00-5:00
土日11:30-5:00

笹塚駅で降りて、甲州街道を渡り、サミットストアの前を街道沿いに左へ100メートルくらい行ったところにあります。定食は一日中OKです。また行きまーす。

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チャイナハウス その1

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チャイナハウスという中華料理店を料理人ひと筋半世紀! 熟成の味わいで知りました。笹塚の3号店でのお話ですが、幡ヶ谷にある1号店、2号店(点心)を見ると、「中国漢方料理」なんですね。興味津々です。

早速、昨日、チャイナハウス3号店へ赴き、お味見してまいりました。豚肉の甘酢辛み炒め、スープ、ライス、漬物付き。お茶はジャスミンティーです。850円のサービス定食とはいえ、優雅な、豪華な味わいでした。1号店の店主は弟さん。お兄さんである店主と、そのお弟子さんとも喋ることができました。お兄さんは、小柄な美しい顔立ちの、それはそれは静かで謙虚な方です。料理する姿は、暑いはずなのに涼しげです。ともかく、ただものじゃない気配を感じましたね。

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2005年7月23日 (土曜日)

『東京タワー』

塚本邦雄氏の歌集を読み終えエッセイを読みかけたものの中断して、『東京タワー』を一気に読了。涙腺の強い私ですが泣けました。いーい話ですよ。最近まれに読む傑作です。リリー・フランキーさんのおかあさんは最高の女性です♪ファンになりました。お手製の御飯をごちそうになりたかったなあ。

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2005年7月21日 (木曜日)

短歌バトン

篠田算さんからスタートした短歌バトンを、安藤三弥さんからタッチされました。落とさないように次へタッチしなきゃ。好きな歌人、好きな短歌は、枡野浩一氏、そして「枡野浩一のかんたん短歌Blog」に投稿している魅力的な歌人たちの中では絞りきれないので、Blog外にしました。

□ 短歌を始めたきっかけを教えてください。

知人に教わってココログを始めて間もなく、「枡野浩一のかんたん短歌Blog」に初投稿しました。それ以来、それまでまったく縁のなかった短歌というものを作ってみたりしています。

□ 好きな歌人がいれば教えてください。

早坂類さん

□ あなたの好きな短歌を3首挙げてください。

サラダより温野菜がよいということが
よみがえりよみがえりする道だろう
早坂類

かたむいているような気がする国道を
しんしんとひとりひとりで歩く

カーテンのすきまから射す光線を
手紙かとおもって拾おうとした 

□ あなたにとって短歌とはなんですか?

なんでしょう。うわごと、かな。熱は出ないんですけど。

□ バトンを渡す3人の歌人。

西村かずみさん長谷川パンさん

よろしければ受け取ってください。どうぞよろしくお願いします。

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2005年7月20日 (水曜日)

ヘヴンリー・ブルー

hayasaka rui.comを短歌関連リストに追加しました。早坂類さんには、短歌写真集に、私の大好きな花の名前である『ヘヴンリー・ブルー』というタイトルが付いていたことから興味を持ち始めたように記憶しています。それなのに、ご本は1冊も手元にありません。ネットの上で、あるいは短歌関連本の中で拾い読みしただけです。それなのに、私にとっては、いつまでもいつまでも圧倒的な何かを感じさせてくれる短歌なのです。

ヘヴンリー・ブルーの和名の1つ、『天上の青』という題名の小説もあります。曽野綾子原作です。テレビドラマ化もされました。これらもまた忘れられない作品です。西洋朝顔として、HPのアルバムに画像とコメントをアップしてみたりもしました。

花... ...。花を短歌に詠みこめたら、なんて思いつつ。

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2005年7月13日 (水曜日)

日記4

▼7月6日(水)冷凍の溶けた魚類は、すべて焼く。それらをいれた冷汁を作る。鮭は、そぼろにする。夕方、リサイクルショップより冷蔵庫が届く。容量は120リットルなり。配送の若者のアシスタントになり、横にした冷蔵庫を運ぶ。
▼7月7日(木)朝、洗濯物を干しにベランダに出たら、小鳥のミイラ発見。猫のしわざだ。以前、家猫が2匹いたとき、くわえてきたのを居間の床に置いたことがあった。つまり2度目のプレゼントを受け取ったことになる。袋に入れるとき手が震える。/タンゴダンス。/夜中、ブーンというモーター音がする。ぬるまっていたはずの冷蔵庫の中がひんやりしている。板氷も、ほとんど溶けてはいるものの少しだけ氷が残っている。冷凍庫を見れば、氷が出来ている。ブラボー。温度目盛はすべて弱にしてあるからか。
▼7月10日(日)下高井戸シネマでスペイン映画『バッド・エデュケーション』を観る。いつもそうなのだが、評判を頼りに選ぶというより、観にいける日にやっている映画を観る。神学校の寄宿舎で生活していた、美しいボーイ・ソプラノだったころの少年と、大人になった姿との激しいコントラスト。バッド・エデュケーション... ...。
▼7月11日(月)午後、下北沢へ出かける。ドコモ・ショップの向かい側にある一角。狭い通路を挟んで何軒もある店の一つに入る。パチタというガーナ製のパーカッションを買う。800円だ。店主に音の出し方を教わる。手の大きさに合わせて、紐の短いものを選んでくれる。他の店も楽しみながら歩いていたら、入り口あたりでまた会った店主に、デモンストレーションをしてもらいながらパチリ。グッド・エデュケーション。「おはぐろとんぼ」に画像あり。
▼7月12日(火)朝8時、冷蔵庫到着。ベテランと新米という2人組みにお世話になる。16年も使うと、一旦こわれて再び動いても、1、2年でまたダメになると聞かされる。グッド・エデュケーション。新しい冷蔵庫は、上から、冷蔵室、野菜室、冷凍室となっている。自動製氷器は、冷蔵室のタンクに水を入れておくと、冷凍室の貯氷コーナーにバラバラと降って来る仕掛けである。製氷皿が見えない不思議。

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2005年7月 6日 (水曜日)

日記3

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▼7月2日(土)桐野夏生『OUT』講談社、上下巻読了。アメリカでエドガー賞の候補作になったとき、日本では、夫がホワイトカラーなのに妻はブルーカラーであるという状況があるのか、という質問があったとか、どこかで読んだ。日本における、1997年ごろにはまだあった、いわゆる一億総中流幻想を打ち破る、文字通り身体を張った女性たちの戦いを描いたハードボイルド小説ということになるのだろうか。過程はともかく、終わり方は清々しい。すごい作家だと思う。
▼7月3日(日)近所の花屋にヤマモモの木があった。落ちていた実を2つ持ち帰る。しぶくて甘い。
▼7月4日(月)冷凍庫の氷も、アイスキャンデーも溶け、モーターの音は弱々しくなる。そろそろ寿命らしい。16年間、役に立ってくれてありがとう冷蔵庫くん。
▼7月5日(火)最寄のヤマダ電機で新しいものを調達。届くのは1週間後。ぎゃ。333リットルいっぱいに詰め込んだ中身の運命は... ...。とりあえず46リットルの予備冷蔵庫に一部入れ、買ってきた板氷とロックアイスを詰めたソフトタイプのクーラーボックス2つにまた一部。個配の生協さんが届けてくれた冷凍食品の入った発泡スチロールの箱に、ドライアイスと保冷剤を追加してもらい、そこにも一部。ふーー。あとは、近所のリサイクルショップで見つけた8500円のシングル用冷蔵庫(容量は100くらいか)が、明日の夕刻に到着するのを待つばかりだ。1週間は待てない。要するに買いだめし過ぎてる。強く反省。
▼7月6日(水)今週中に、46リットルの冷蔵庫をどこに置いてどう使うか検討しなくちゃ。なぜ、馴染みの小売店にかけこまなかったか考えなくちゃ。

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2005年7月 3日 (日曜日)

「短歌をつくってみる」 その2

 題詠は「薬」、そして自由詠。手渡されたのは、前もって20名の提出した短歌が印刷されたものだ。無記名である。結局、自由詠についてのみ講評を聴く。私の短歌には14番が振られている。

この窓をあけたとたんに音として飛びこんできた川とおります

 ボーっとして聴いていたため、講評にあった言葉をランダムに羅列してみる。
歌は、しょせん言葉だということを知っている。
一種のニヒリズム。高度なポエジー。
擬人化。リアル。異常。
言葉による組織化に成功している。穴がない。(ほ、ほめられすぎだ)

 講座終了後、テラスのあるカフェへと移動。ビールを飲みつつ穂村さんと歓談中の、「六文銭」というバンドのギタリスト、及川さん。出発(たびだち)の歌。小室等さん。「懐かしい」といったら「今もやってます」といわれる。阿久さんが、阿久さんがと口にされるのを聴いて、作詞家の阿久悠氏を思い出す。
 翌金曜日、NHKの朝のテレビ番組に出演しておられる氏を拝見。ご自身の歌でお好きなのは「時の過ぎゆくままに」、「青春時代」、「舟唄」だとか。歌っていたのは沢田研二、森田公一とトップギャラン、八代亜紀。ああ、懐かしい。どれも歌える。
 以上、断片しか書けず、最後には脱線した私であります。つたないレポートですから、ゆみさんの掲示板、7月2日付けの記事にある、ご本人とmakoさんとのレポートをご覧あれ。

穂村さん、ありがとうございました。

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「短歌をつくってみる」 その1

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 新宿。住友三角ビルの1階にある喫茶店で、ゼリーとアイスクリームの入ったアイスコーヒーを急いで平らげる。いざ48階へ。夜景が美しい。 もっと大勢の参加者と、もっと広い部屋を想像していたけれど違った。参加者20名。20代から70代くらいまでの年代層。女性が圧倒的に多い。
 いよいよ穂村さん登場。短歌を詠む、読む場合の状況について、さまざまな例えを提示してお話される。印象に残った点のみピックアップしてみる。実際の内容とニュアンスが変わったり、ダブっているところは私の責任なので、ご容赦を。

■効果
棺をあけるとき、実際にはそれほど大きな音がするわけではないのだけれど、古い靴を何かにはさんでしなわせると、ギーっという鮮やかな音になる。映画には効果を担当するスタッフがいて、そのものでなく、よりそれらしい音を創りだす努力を日々繰りかえしているのだ。

■リアル度
歌のレートが違うという表現もあり。短歌に登場する、たとえば「熊」。年齢が上がるに従ってリアル熊率は上がり、下がれば下がるほどリアル熊率は下がる。テディーベア率が上がるともいえる。

■SFとドキュメンタリー
テレビや映画を見るときに、ドキュメンタリーには期待しない芸を、SFには期待するものだ。宇宙人を出すなら芸をしろ、みたいな。

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2005年7月 1日 (金曜日)

歌舞伎町の水琴窟

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 新宿は住友ビルにある、朝日カルチャーセンターでの講座に参加する前、全国水琴窟データベース・稲荷鬼王神社に立ち寄りました。
 水琴窟というのは、手水鉢(ちょうずばち)からあふれた水が、土中に埋め込まれた甕(かめ)などに水滴となって落ちるときの音を楽しむ仕掛けなんだとか。しかし、回りの喧騒のせいか、慌てていたせいか、残念ながら聴きとれませんでした。狭いところにしゃがんで耳を澄ましていたら、半袖から出た腕の7箇所を蚊に刺されました。痛痒っ!!
 天水琴には竹製の聴音管が付いていて、耳を当てると、くぐもった「きん」といったような、反響のない、ぷつんと切れた音が聴こえました。弦を片手で抑えて爪弾く音に、確かに似ています。
 そばにいた男性の2人連れにも試してもらったところ、大柄な男性には聴こえ、小柄なピアスをした男性には聴こえなかったらしいです。新宿から都営大江戸線に乗り東新宿で下車。A1出口から数分のところにありました。
■ハ、水琴窟は、蹲踞(つくばい)手水鉢でなく立手水鉢の方にあるんですね。聴音菅も付いているとデータベースに説明されてるじゃないですか。私は、蹲踞型の前につくばっていたことになります。ふー。又の機会にでも。■

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