いちご摘み その4
水音
王子には成れなかったかあの蛙 世をはかなんだ遠い水音
カーテン
妹とカーテンの布ねじらせて身にまきつける冬の縁側
掻
本日は手にも足にも水掻きが現れたので川へ行きます
なじむ
誤りを指摘されても馴染んでる「汚名挽回」 もとい「返上」
頭
頭ではマイナスかけるマイナスはプラスになると信じています
響
言の葉を歌いあげては響かせる人それぞれの魂を聴く
置
おたがいに返したくなる思いなど一年置いて又の賀状に
量
シーソーを漕ぐとき多分わたしたち量りあってはいるんだろうね
まつさおな
まっさおな鳥が見たくて目を閉じる 死角に入らないようそっと
楚
床の間に活けこまれてる水仙は楚々と凛々しい香りを放つ
いちご摘みへの投稿作品です
| 固定リンク
« ワン♪ | トップページ | さよなら古畑任三郎 »
「短歌」カテゴリの記事
- 映画と本と(2010.01.07)
- 山崎 方代(やまざき・ほうだい)(2008.02.16)
- 霜月です(2007.11.03)
- 笹短歌(2007.10.15)
- 笹短歌(2007.09.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
あけましておめでとうございます^^
今年もよろしくお願いします。。
投稿: やや | 2006年1月 3日 (火曜日) 午前 11時19分
おめでとうございます♪
こちらこそ、早々にお邪魔して、
お世話になってます。
よろしくお願いします。
投稿: あきの | 2006年1月 3日 (火曜日) 午後 12時50分
『言の葉・・・』の歌、私好みです。
どっしりと落ち着いているいい歌です。
下の句、特に「魂」が効いていますね。
投稿: のぼ | 2006年1月 5日 (木曜日) 午後 09時39分
ほめていただいて、ありがとうございます。
こういった言葉も、たまには使ってみたくて。
ちょっと、かっこよすぎですけどね。
投稿: あきの | 2006年1月 6日 (金曜日) 午前 09時54分
まだアップされていませんが、
カーテンの歌、よかったですよ。
動きまでイメージできて・・・
ほのぼのとしていて、いい感じでした。
投稿: のぼ | 2006年1月 8日 (日曜日) 午後 10時01分
ありがとうございます。
のぼさんのみかん箱の歌に
刺激されました。
で、すいかの歌を読んだのは、
札幌へ帰る娘を送ったあとの、
新宿へのリムジンバスの中でした。
投稿: あきの | 2006年1月 9日 (月曜日) 午前 10時17分
刺激しちゃいましたか。
うれしいですねー!
幼いころを思い出すのもたまにはいいですよ。
私はしょっちゅうですけど。
投稿: のぼ | 2006年1月 9日 (月曜日) 午前 11時39分
そうですね、幼いころと思い出すと、
のびのびとした歌が詠めそうです。
私も、病み付きになりそうですよ。
投稿: あきの | 2006年1月 9日 (月曜日) 午後 12時52分