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2006年2月24日 (金曜日)

いちご摘み その10

乙女・八十路・道
乙女座の父八十路にて夜道なら送ってゆくと我に言い切る


幼稚園まで送ってはきたものの妹の手は離れないまま


ひもじさに大根盗み触れたのは温い土だと吉川英治

なす
茄子紺の帯すっきりと貝にして後ろへ回す鏡の我も

つられ
あくびする人につられてあくびする車内を照らす午後の御日様


引力は働いていて私へのチャイはカップに還らなかった


写真機という鋏なら一瞬で四角い空を手に入れられる

み(ん)な
ヴェニスにてみな欺いた男装の人の救った商人の業


空色は男の子色でしたから似合わないのにピンク着ました


かぼちゃにはかぼちゃの甘味あることにようやく気づく連れ合いである

ややさんのいちご摘みへの投稿作品です

viola

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