« 笹短歌 | トップページ | 秋浅し »

2007年9月12日 (水曜日)

塔07年9月号掲載歌

<若葉集> 入会一年目の会員欄 真中朋久氏 選

・二階かと思いきや父は馬鈴薯の花盛りなる庭へワープす

・治療後の腫瘍マーカー値の推移きかされし父 母いとけなし

・これしきのオムニバスでも夢現(うつつ)見破れぬまま夢より覚める

・両の眼に光りなき師がかつて吾を「青い服の」と指されたる夏

昨日、塔誌が届きました。
上記、四首を採っていただきました。
一首め、「父は」の「は」は選者によります。
〈選歌後記〉にて真中氏より、
 普通の視力とは違う眼で透視されているようで趣深い。
東大寺の「青衣の女人」や「風の谷のナウシカ」を連想したりする。
というコメントも頂戴しました。
ありがたいです。
070827_164401

|

« 笹短歌 | トップページ | 秋浅し »

『塔』」カテゴリの記事

コメント

いろいろ読ませていただきましたので、
足跡です。

「塔」の短歌…すばらしいです。
これからも楽しみにしています。

投稿: てこな | 2007年9月21日 (金曜日) 午後 09時27分

おっと、てこなさんの足跡が♪
てこなさんによる、小学校での短歌の授業を
受けてみたいななどと思いつつ、
笹師範のところでも大活躍だし、
10月には全国短歌大会の授賞式もあるし。
いずれにしても、てこなさんの活躍ぶりは
枚挙に暇がありません。
身体に気をつけてくださいね(老婆心ってやつです)。

投稿: あきの | 2007年9月22日 (土曜日) 午後 07時17分

この記事へのコメントは終了しました。

« 笹短歌 | トップページ | 秋浅し »