笹短歌
笹公人さんの「田舎・ふるさと」総評
に以下の三首を拾っていただき、
・新聞の活字まみれの蕨餅食みつつ楽し紙芝居なり
・土壷へと怒りの石を投げこめば一呼吸おき黄なる洗礼
・浜辺には生魚干す匂い満ち口で息せしころ懐かしき
そして昨日、
でもって、斉藤真伸さんに添削していただいてます。
・新聞の活字まみれの蕨餅食みつつ楽し紙芝居なり
秋野道子さんの作品。「新聞の活字まみれの蕨餅」って、
実に的確かつ印象的でいい描写です。
でも下句の「楽し」で台無しです。
「新聞の活字まみれの蕨餅食みつつ見入る紙芝居なり」
とするだけでもだいぶ違います。
惜しいなあ。
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