塔07年10月号掲載歌
<若葉集> 入会一年目の会員欄 吉川宏志氏 選
・その上に猫顔をせしフクロウの居たとう杭(くい)と我と撮らるる
・鰭(ひれ)のある亀を認めしその刹那鰭にてダッシュ 波のみ写る
・朱赤なる花房たわわ鳳凰木(ほうおうぼく) 溶岩に立つパラソルのごと
・旅の前旅の後など切り離しハンモックまで身を滑らせる
・スイングをする波の音(ね)を携帯に閉じこめてあり憂き夜は聴く
一首目は、編集後記で吉川氏よりコメントをいただきました。
<八月号 若葉集評> 杜野 泉氏
・わたくしが迷い子であるアナウンス流れ二歳の息子は待てリ
についてのコメントをいただいています。
二つのコメントには、「ユーモラス」という言葉が
共通して使われていて本望です。
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コメント
こんにちは♪
鳳凰木の歌は南国らしい色があざやかですね。
ハンモックの歌には何となく共感できる部分があります。
投稿: のぼ | 2007年10月14日 (日曜日) 午前 11時39分
のぼさん、いらっしゃいませ、こんにちは♪
鳳凰木は、こう、横に平たく広がった花房が、
なんとも明るく、たくましく、華麗でしたよ。
十首に満たない自作に溜息をついていたところ、
ハンモックの写真から歌が作れるんじゃないのと、
俳句をやる母に言われ、ひねり出した短歌です。
投稿: あきの | 2007年10月14日 (日曜日) 午後 03時11分