全国大会 その2
全国大会は、まさに短歌漬けの二日間でありました。
結社というのはどういうところなのだろうと、
緊張と不安で一杯になりながら参加しました。
初日のプログラムです。
二日目は、それぞれ約五十人ほどのA~Dグループに分かれての歌会に参加。
大会前に、作歌のヒントを読み終え、「歌会のすすめ」にある
(前略)結社は歌の作り方を教えるところである以上に、
歌の「読み」を教える場、訓練する場だと思っています。
人の歌が読めなければ、自分の歌も他者の視線に立って読むことはできない(後略)
を胸に参加したつもりです。
はい、Cグループでの私の詠草は、前半は丁寧なんだけれど
後半になって突然終わっていると評者から。
選者からは、睡蓮を沈めるような、そんな大きな土鍋なんて
あるのだろうかとの疑問が出ました。
葉の束ねられたる小さき睡蓮の鉢を沈める土鍋の池へ
御意です。ともかく、終始沈黙して皆さんの短歌を巡る解釈、
批評、疑問などに耳を澄ましました。
そうそう、大会中に風景と実感を購入し、
著者のサインをいただきました。魅力的なご本です。
えーっと、全国大会にて、私自身がいかに短歌の歴史等について無知か、
いかにわずかな短歌しか読んでいないかを思い知りました。
秋になったら、東京歌会にでも参加してみようかな、なんて考えています。
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コメント
あきのさーん!
再会できてすっごく嬉しかったー
暴れん坊娘ともども、お世話になりました。
当日、ばたばたしてお別れの挨拶がちゃんとできず、心残りで。。。
あきのさんは相変わらず洗練された雰囲気の淑女でした~
睡蓮のお歌、私は画像ともども大好きでしたよ。
またお会いしてお話したい!そしてまたジジを撫でたい!
東京歌会、私は日曜はむつかしいのですけれど
水曜のほうでご一緒できるといいな。
来月からe歌会もぜひぜひに。
投稿: つた子 | 2008年8月23日 (土曜日) 午前 06時17分
つたこさーん!
こちらこそ嬉しかったのなんの。
やんちゃ娘さんも可愛かった!!
そうそう、最後はなんだか尻切れとんぼに
なってしまって、残念無念です。
つた子さんは、キュートな美しさに透明感が
加わって、まばゆいばかりでしたよ。
はい、睡蓮の歌は、画像込みでないと不可だったかも。
土鍋さえ池に思えるほどのサイズってところが問題で。
大好き、なんて言ってもらえると嬉しいですけど
(あ、ジジを覚えてくれている、ふふ)。
歌会については、日曜の方々が誘ってくださったり
したのですが、水曜か、はたまたeか、考えます。
投稿: あきの | 2008年8月23日 (土曜日) 午後 05時17分