塔09年5月号掲載歌
<作品2> 三井 修氏 選
・セルスドンパークホテルのパーティーに踊りたかった例えばタンゴ
・あの時の運転手さんはホームズに似ていたような家族旅なり
・水没の携帯なれど穴という穴へ熱風送られ息す
・子供部屋に澱む息子よ春うらら『山椒魚』を読めば重なる
あ、5月号を、じっくりと読んでいて気付きました(6月初旬)。
「三月号 作品合評」にて、相原かろさんと、しん子さんとが
・平らかなデスマスクなりマゴチとう魚(うお)の命を汁にいただく
に触れてくださっています。嬉しいです。
お二方とも、「デスマスク」の駄目押しのような「命」はどうかと、
重いのではないかとおっしゃっています。納得です。
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