塔09年9月号掲載歌
<作品2>真中朋久氏 選
・月見草のほとりに海のある町に生まれなかった弟のおり
・野良犬の骸や欠けたヒトデまで月の光は滴り触れる
・枕辺のリュックサックに忍ばせし都こんぶとバナナ一本
・ブランコの枠のみ残る公園に歓声は無くポピーの揺れる
・さとがえりせし娘らは金属の大きな鳥の胎内へ行く
・焦点をスノードロップからツグミへと移したり指先をもて
<作品2>真中朋久氏 選
・月見草のほとりに海のある町に生まれなかった弟のおり
・野良犬の骸や欠けたヒトデまで月の光は滴り触れる
・枕辺のリュックサックに忍ばせし都こんぶとバナナ一本
・ブランコの枠のみ残る公園に歓声は無くポピーの揺れる
・さとがえりせし娘らは金属の大きな鳥の胎内へ行く
・焦点をスノードロップからツグミへと移したり指先をもて
9月1日(火)、母の、内視鏡による大腸検査、
並びにポリープ切除が無事終わり、1泊入院。
私と妹が、それぞれ、実家とホテルに1泊。
それから早や1週間と1日。
母は順調に回復し、昨日は、パジャマを普段着に
着替え、歯医者にも行き、穴の開いていた虫歯の
治療を終えたそうです。
まずは一安心、でしょうか。
父89歳、母81歳。7月7日(火)に、肝動脈塞栓術を
受けた父による、ちょっとした家事手伝いも、そろそろ
終わりに近づいたのかもしれません。
これを機会に、父に、自分の好きなことだけでなく、
母の負担が軽くなるよう、少しだけでも心くばりする
習慣ができるといいななんて、娘としては思うのです。
実家の庭に咲いていた花々です。
090901
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