塔09年11月号掲載歌
<作品2>池本一郎氏 選
・三十年経しベランダへ初めての子やもりの来る指の五本の
・緊急の父の手術の電話にて京へ帰れば居間に子やもり
・ひと月を居間にとどまる子やもりは尾の半分の男の子なり
・予期せざる父の異変を告げるため子やもりの来し 母は真顔で
・若きより父がファンとは意外なり我がTシャツのマリリン・モンロー
[9月号 真中朋久選歌欄評 沼尻つた子氏] にて
・月見草のほとりに海のある町に生まれなかった弟のおり
を取り上げていただきました。
なんとも素敵な文章と並べていただいて、とてもうれしいです。
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コメント
秋子さーん!(何年たっても懲りてない)
いやややありがとうございます。
あんなつたない解釈でよかったのでしょうか。
半年間の選歌欄評担当で、たくさん詠草を拝見したなか
このお歌はふかくふかく胸に残っています。
また誌上でも歌会でもお会いしましょうねー
投稿: 沼尻つた子 | 2009年11月20日 (金曜日) 午後 10時31分
はーい、道野いやいや秋野です(懐かしい)。
この歌は、つた子さんの文章のおかげで、
一段といい感じになりましたよ。
母に伝えたところ、私の短歌だけの時より、
声が一層うるうるとしていたような。
ありがとうございます♪
では、また誌上で。
投稿: 秋野 | 2009年11月21日 (土曜日) 午前 10時13分