本
タイトルに惹かれて読んだタンゴステップ(上)を皮切りに、
中年の刑事、クルト・ヴァランダーのシリーズを読み進んでいます。
<作品2>池本一郎氏 選
・三十年経しベランダへ初めての子やもりの来る指の五本の
・緊急の父の手術の電話にて京へ帰れば居間に子やもり
・ひと月を居間にとどまる子やもりは尾の半分の男の子なり
・予期せざる父の異変を告げるため子やもりの来し 母は真顔で
・若きより父がファンとは意外なり我がTシャツのマリリン・モンロー
[9月号 真中朋久選歌欄評 沼尻つた子氏] にて
・月見草のほとりに海のある町に生まれなかった弟のおり
を取り上げていただきました。
なんとも素敵な文章と並べていただいて、とてもうれしいです。
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