塔2010年12月号掲載歌
〈作品2〉黒住 嘉輝氏 選
・摘芯に一つ失い受粉時にまたも一つの雌花を落とす
・花の下ちさき苦瓜すこしずつ膨らみゆきて十センチなり
・苦瓜のカーテンのその青苦き薫りを身体いっぱいに吸う
・夜遅き乗り合いバスの閑散に物語めく抜き襟の人
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