塔2011年7月号掲載歌
〈作品2〉三井 修氏 選
・初雛の吸い物椀の三つ葉なり娘(こ)らの狭庭の隅に湧きおり
・晴天の平らかな道いかように転びおえしか仏の座知る
・したたかに打ちし右なる膝よりも左足首捻挫の重し
・いち早く卓の下へと滑りこみ足のギブスと共に揺られる
8、9日と、京都の実家に泊まってきました。
8日は、早朝の東京を離れ、体調を崩している父の検診に付き添い、
9日は、東京から娘一家が、父にしてみれば曾孫の顔を見せに京都へ。
実家のエアコンのフィルターを掃除したり、防虫対策をしたり、
父の自転車で、外出用の紙おむつを初めて買ったり、庭のみずまきを
したり...。まだまだ気になることはありましたけれど、退院後一週間の
夫も気になり10日に東京へ。
さてと、父の体調は不安定なままですが、東京のわが家のベランダでは、
ゴーヤーが順調に育っています。最初の収穫は京都に送り、ぶらさがっている
2個目、3個目を楽しみにすることといたしましょう。
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