塔2013年5月号掲載歌
〈作品2〉池本 一郎氏選
・エアコンの浅き呼吸の術後には深く大きく水仙匂う
・舞ちゃんは猫をからかう切り札としてゴメンネを幾度も使い
・凍えたる雪の道より帰りきて錦糸卵をふわふわ刻む
・ふつふつと小豆の粥の煮えたちて母の着物の色となりおり
・折々の母の後ろよ薄色の着物に黒き羽織姿の
二首目を選歌後記にて取り上げていただきました。
ありがとうございます。
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